洗濯物の嫌なにおい生乾きのときだけだと思っていませんか。
なかには乾燥機にかけてしっかりと乾かしているはずなのに洋服からカビのようなにおいがする…そんな悩みを抱えている人は多いものです。
洗濯物のにおいの原因がわからないと解消しようがありません。
洗濯物のにおいの原因は、あなたが思っても見ない意外なところにあるかもしれません。
目次
洗濯物の嫌なにおいの原因は?
何度洗濯しても取れない嫌なにおいに悩まされたことのある人は、80%にもなると言われています。
きれいにするために洗っているはずなのに、洗濯物がにおうのはさまざまな原因があります。
1. 生乾き
生乾きの雑巾のようなにおいに悩んでいる人が多いと思います。
洗濯物がにおう原因はやはり「細菌」です。
線維の中で菌が繁殖することによって嫌なにおいの原因になります。
細菌の招待はマイコバクテリウムという硫黄化合物で、栄養・温度・湿気の要素が揃うと一気に繁殖してしまいます。
細菌は人間の汗や皮脂などのタンパク質を餌に繁殖します。
そのため汚れている洗濯物を長時間置きっぱなしにしてしまったり、濡れたまま長時間放置するとその中で繁殖してしまい嫌なにおいの原因になります。
バスタオルなどの濡れた洗濯物を長時間放置していると細菌が一気に繁殖し、洗ったぐらいでは取り除けなくなってしまいます。
2. 洗剤の多すぎ
洗濯物がにおうからといって洗剤を大量に使って解消しようとしてしまう人がいるのですが、これは逆効果になってしまいます。
洗剤を入れすぎてしまうと石鹸カスが残ってしまい細菌が発生しやすくなると言われています。
また、選択のすすぎで流しきれなかった異なる香りがカビと合わさることでにおいを発生させてしまいます。
一度使用量を少なくして調整してみてください。
洗剤を多く入れると汚れやにおいが落ちるような気がしてしまいますが、水量に対して洗剤が溶ける量はもともと決まってます。
溶け切らない洗剤や柔軟剤は洗濯槽に残りにおいの原因になります。
3. 洗濯槽の汚れ
最後に洗濯槽を洗ったのはいつでしょうか?毎日使用する洗濯機はどうしてもカビが繁殖しやすい場所です。
掃除がしずらい場所なのもあってそのまま使っている人もいると思います。
洗濯槽の縁の部分や裏側、洗剤の投入口など普段見ない場所にかびがびっしりついて繁殖していることもあります。
特にドラム式の洗濯機を使っている人は要注意!縦型の洗濯機とは違い使用する水量が少ないので洗剤や汚れが洗濯槽内に溜まりやすくなります。
洗濯物に茶色の細かいカスのようなものがついていると、黒カビが繁殖している可能性があります。
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洗濯物の嫌なにおいを防ぐ方法は?
洗濯物の嫌なにおいを防ぐにはどうしたらいいのか説明します。
1. 煮沸消毒
熱湯で煮沸する方法は一般的なものです。特に生乾きのにおいには一番効果的な方法です。
大きめの鍋に洗濯物を入れて5分程度煮込むことで、繁殖してしまった菌を取り除くこともできます。
菌は熱に弱いので雑菌を取るには適していますが、洗濯物が大きいとそれを煮込めるような鍋を用意するのも大変ですし、洗った後に絞って乾かすのも一仕事になってしまいます。
また煮沸してもすぐににおいが復活してしまうこともあります。
2. クエン酸
洗濯槽の中に水を張りクエン酸をスプーン1杯ほどを入れて溶かし馴染ませてから洗濯します。
もともとクエン酸には柔軟剤の効果もあるので、少し時間をかけて洗濯物をつけてから洗うと驚くほどにおいが取れ洗濯物がふわふわになります。
クエン酸は掃除にも使えるので1個用意しておくと便利です。
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マグネシウムで洗濯物の嫌なにおいを予防
洗濯物の嫌なにおい対策として「マグネシウム」が注目されています。
マグネシウムと水が混ざり合うと水道水が水素を含んだ「アルカリイオン水」に変化します。洋服に付着して油脂分を分解し汚れを落としながら嫌なにおいを防いでくれます。
マグネシウムのすごいポイントとして、洗剤以上ともいわれる70%以上のにおい除去率と、洗剤を使わずともにおいが消え洗濯物がふわふわに仕上がることです。
さらに洗濯機の中や水ホースなどまるごときれいにしてくれます。
洗剤を使わない分、小さなお子様やアレルギーが心配な人にとっても安心して使用できます。
今までどんなことをしても洗濯物のにおいが取れずに困った経験がある人には、マグネシウムがおすすめです。
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まとめ
洗濯物の嫌なにおいの原因はとても幅広いものですね。
その原因にあった対策法を行わないといつまで経っても洗濯物のにおいは改善できません。
せっかく洗っても嫌なにおいが残ってしまうとそれだけで嫌な気持ちになったり洗濯している意味がないのでは?と思ってしまう人もいると思います。
意外と洗濯物の嫌なにおいは本人だけでなくまわりにいる人達も気になるものです。
洗濯物のカビや細菌の発生を予防することも重要ですので煮沸やクエン酸・マグネシウムを試してみてくださいね。
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