夏になると屋台が並ぶお祭りや花火大会に行きたくなりますよね。
特に花火は迫力満点の姿に子供心に憧れたのを思い出します。
打ち上がるまではあんなにわくわくしたのに、花火が終わってしまうとなんだか夏の終わりを告げているような寂しい気持ちになることも。
そんな花火は日本ではいつから行われていたのか、歴史について調べてみました。
花火っていつから行われていたの?
花火のルーツについてたどっていくと、紀元前3世紀の中国で火薬の基本となったものが見つかったことにあります。
日本では天正17年7月に伊達政宗が鑑賞したものが最初の花火で、その後慶長18年には徳川家康も花火を眺めていたといいます。
当時交流のあったポルトガルや中国から花火の技術が伝来していきました。
江戸にも花火の文化が入ってくると、その人気は衰えることを知らず、日本各地で夏の風物詩として行われるようになったのです。
花火が人気になると場所を選ばずに花火で遊ぶ民衆もでてきたので、安全対策なども設けられたといいます。
花火の火薬量や使用場所などを指定することで花火を安全に楽しむことができるようになりました。
花火の玉屋と鍵屋ってなに?
打ち上げ花火をみると「たーまーやー」「かーぎーや」と掛け声をかける文化があります。
江戸時代におもちゃ花火(手持ち花火)を最初に考案したのが、鍵屋だと言われています。
打ち上げ花火の原型を作り出し幕府にも献上していました。
この花火が現代の東京隅田川花火大会に繋がっています。
また当時鍵屋と同様に人気があったのが玉屋です。
鍵屋からのれん分けされた花菱集団でもあり、お互いが競い合うようになりました。そこからこの掛け声は来ているといいます。
[中広告]花火が夏に行われる理由
花火といえば夏をイメージすると思いますが、これにはちゃんとした理由があります。お盆はご先祖様を迎える「迎え火」「送り火」の習慣が日本にはありますよね。
ご先祖様の霊を慰める風習から鎮魂花火とも言われています。
昔江戸で発生したこれらと大飢饉で多くの人が亡くなり水神祭が行われました。
これがきっかけで、日本全国で夏になると花火が行われるようになりました。
夏の風物詩である花火をあなたも楽しんでみませんか。
家族や恋人と一緒に夜空を彩る美しい花火を眺めてみてくださいね。
日本では昔から花火の風習がありますが、同じように夜空を眺めて花火を楽しでいたと思うと粋なものだと感じますよね。
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