あなたは日本に生まれて幸運だと感じていますか?毎年3月20日は「世界幸運デー」と定められ、国連の調査による「世界幸福度ランキング」が発表されています。
このランキングは毎年のように世界中で話題になっていますが、気になるのは日本が最新のデータで何位になったのかということではないでしょうか。
世界幸福度ランキングとは?
2012年4月にはじめてこの取り組みが発表され、今年は第6回目にあたります。(2014年が行われていないため)
もともと国民総生産は毎年発表されていますが、それよりも国民総幸福量=GNHの考え方を世界的に広めていこうという目的を持って、ブータンが提唱したものだと言われています。
今年は前年度よりも1カ国増えた156の国々で調査が実施されました。各国で1000人の人に対して「今の幸せ度は10点満点中何点か?」を電話やインタビューなどで聞きます。
各国でこれだけの人数に対して調査が行われているので、とても信憑性のあるランキングだと言えるでしょう。
世界幸福度ランキングの項目は?
項目は欧米の価値観に則ったものになるので、世界共通で価値観を調査しようとすると少し難しいと感じる点もあるのですがなかなかおもしろい取り組みではありますよね。
【ランキングの項目】
・人口あたりのGDP(国内で新しく生産された商品やサービスの付加価値)
・社会的支援
・人生の選択をする自由
・健康で生きる平均寿命
・社会の腐敗度
・性の平等性
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気になる日本の順位は?
日本の順位を見てみると「54位」となっています。これは2017年度には51位だったことを踏まえると徐々にではありますが、順位が下がっていることがわかります。
また1位はフィンランド、2位はノルウェー、3位はデンマークとなっており、最下位はアフリカのブルンジ共和国という順番になりました。
世界幸福度ランキングについてはあくまでも主観によるものが大きく影響してしまうので、文化の違いによってもその人によっても幸せの価値観が変わってしまいます。
日本の場合は人生には幸福と不幸が入り交じるという考え方もあり、数字を選択する時に「5」を選ぶ人が多いといいます。
逆にコスタリカに関しては「生まれたからには幸せであるべき」という考え方が強いので、「10」を選ぶそうです。
こういった世界的な調査は面白いものですよね。
日本人である私たちにとって何が幸せなのか今一度考えるきっかけにしてみてもいいかもしれません。
また調査に参加することになった場合、あなたならなんて答えますか?
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