夏になるとなんだか疲れが取れなくてだらーっとしがちになります。
外に出れば灼熱の太陽が照りつけ、室内は冷房で気温差もありますしいつもよりも疲れを感じやすくなったと思っている人はいませんか。
そんな夏の疲れを解消するにはトリプトファンの多い食事で幸せホルモンの“セトロニン”分泌を促してみませんか。
幸せホルモンセトロニンとは?
人間の脳内にあるホルモンの一種で、ノルアドレナリンやドーパミンと同じ感情を司る「三大神経伝達物質」の一つでもあります。
ノルアドレナリンは神経を興奮させるもので、ドーパミンは快楽を増大させる効果があります。
ストレスや疲れを感じるとセトロニンの分泌を促して、ノルアドレナリンを抑制し自律神経のバランスを整えようとしてくれます。
ストレスが過剰に溜まってしまうとセトロニンの分泌量を抑制してしまい、疲労感や倦怠感などを感じやすくなります。
トリプトファンとは?
セトロニンの材料となっているもので、必須アミノ酸の一種です。
体内では作れるものではなく食事から摂取することで、セトロニンを作るサポート的な役割をしてくれます。
トリプトファンは脳内でセトロニンに変わり、夜には睡眠を促すメラトニンに変化します。
そのためセトロニンが不足すると睡眠不足になって、体調が整わなくなってしまいます。
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トリプトファンの多い食事は?
トリプトファンの多い食事を積極的に摂り入れましょう。
動物性食品の中にもトリプトファンを多く含んでいるものもありますが、体内へは取り込みにくくなってしまいますので、植物性食品から摂り入れるのをおすすめします。
例えば「豆腐」「納豆」「味噌」「チーズ」「ごま」「卵」「ピーナッツ」などがあたります。
他にも日本人の主食である米にもトリプトファンが多く含まれていますので、毎日の食事から積極的に食べたいものですね。
トリプトファンの摂取目安として1kgあたり2mg程度が必要になりますので、50kgで100mg、70kgで140mgとなります。
白米を100g食べるとトリプトファンが82mg摂取できますので、決して無理な量ではありませんよね。
バランスの良い食生活をしていれば十分にトリプトファンが取れるはずですよ。
夏の疲れが出てきたかな~なんてときはトリプトファンが多く含まれている食品を食べるようにして、疲れを残さない生活を心掛けるようにしてくださいね。
無理なく継続することで、セトロニンの分泌量が増えストレスにも強い体を作り出しますよ。
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