こんにちは。
早春に行われる近江八幡で開催される「左義長まつり」といえば、大きな「チョウヤレ、チョウヤレ」の掛け声に合わせて山車と山車がぶつかりあう、迫力満点のお祭りですよね。
近江に春を呼び込む歴史的にも長いお祭りで、この時期になると毎年左義長まつりを楽しみにしている人も多いかもしれません。
日本でも珍しい奇祭にあなたも訪れてみたいとおもいませんか。
そこで今回は近江八幡左義長まつり2023の日程や見どころなど紹介していきたいと思います。
町全体が賑わう、近江を代表するお祭りなので楽しみにしていてください!

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近江八幡左義長まつり2023とは?
無形民俗文化財に指定されている、由緒正しいお祭りです。
地元の人達だけでなく日本各地からたくさんの人が訪れるお祭りになり、開催される2日間どちらも大変混雑します。
近江左義長まつりが開催されている日牟禮八幡宮は、「誉田別尊」「息長足姫命」「比売神」の三神を祭神としている、旧八幡町の総社と言われています。
平安時代に創建され京都の八幡宮の神霊を勧請したものになります。
最後は近江八幡市の日牟禮八幡宮。近江八幡市の市名の由来となった神社。二大火祭りの「左義長祭」「八幡祭」が有名。古くから近江商人の守護神として信仰を集める。 pic.twitter.com/UWPFITMD2J
— 狐坂 (@sh_te_) 2016年2月11日
境内は約4万4000平方メートルにもなり、「安南渡海船額」などの国の重要文化財が飾られています。
これは江戸時代に海外の貿易にて活躍した承認が寄進したものとして知られています。
エノキやムクなどの樹が生い茂っているなど自然も豊かな神社になり、とても素敵な場所です。
織田信長の時代から代々開催されているお祭りになり、飾り立てられた十三基の山車は職人による力作ばかりです。
そもそも左義長まつりは、火祭り行事の1つになり正月飾りなどを集めて焼く行事のことをいいます。
中国漢時代の正月行事でもあり爆竹で厄除けの一貫としても行われていました。
近江だけに限らず日本各地で行われているものになり、あなたが住んでいる地域でも一度は耳にしたことがあるかもしれません。
近江八幡の左義長まつりの場合は、織田信長が毎年旧暦の正月15日に城下に住んでいる民を集めて華美な姿で踊り出て盛り上げていたことにあります。
織田信長は自分の正体を隠す為に派手な出で立ちにしていたのだとか。
この話は「信長公記」にも記されている有名なものになります。
とても盛大で華やかな左義長として広がったと言われています。
その後豊臣秀次が八幡山城を築いて城下町を開いたのと同時に、祭礼として定着していきました。
左義長まつりを遺徳として行われるようになり、今のお祭りへと繋がっています。
近江八幡左義長まつり2023の日時や場所は?
日程 | 2023年3月11日(土)・12日(日) |
時間 | ・3月11日 13:00~17:30
左義長宮入からスタート ・3月12日 10:00~22:40 お祭りのクライマックスともいえる奉火が行われます 迫力満点になりますので絶対にお見逃しなく! |
場所 | 日牟禮八幡宮 |

近江八幡左義長まつり2023のアクセス方法は?
バス、タクシーを利用の場合
JR近江八幡駅より バスが出ていますし、タクシーでも10分程度で到着します。
お祭り当日は大変混雑しますので、公共機関を使って訪れるのをおすすめします。
バスが混雑している時はタクシーで移動した方がスムーズです。
<近江鉄道バス>
・長命寺行き、小幡町資料館前下車
料金:220円
・野ヶ崎行き、小幡町資料館前下車
料金:220円
<タクシー>
タクシーを利用すると10分程度で日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)へ到着します。
車を利用の場合
車を利用の場合は名神竜王ICから30分ぐらいで到着します。
混雑も予想されますので、当日は早めに訪れるのをおすすめします。
観光用の駐車場がありますが当日は車で来てしまうと駐車場に停められない場合がありますので注意してください。
・市営小幡駐車場
普通車83台、1回510円です。年中無休で駐車できます。
・多賀駐車場
普通車57台 1回500円です。年中無休で駐車できます。
・臨時観光駐車場
普通車30台、1回500円です。日曜・祝日のみ営業!
左義長とは?
左義長は藁を1束ごとに揃えて作った約3mの三角錐の山車が胴体部分になります。
その上に青竹をおき、赤紙などの張り紙を行い思い思いの形に飾り付けていきます。
頭の上の部分には、火のぼりと呼ばれる御幣を付け、毎年干支にちなんだ飾り付けを行います。
同じ干支をテーマにしているはずなのに、山車によって全く違った仕上りになるのは面白いですね。
本物の動物を意識して作られているものもありますし、絵を描いたような干支の山車もあります。
どの山車も高額な費用がかかっているものになり、毎年制作費を惜しむことなく盛大に飾り付けられます。
手間ひまかけて作られるのでこの山車を見に訪れるだけでも十分に楽しめます。
ちなみにこの山車に使われている飾りのほとんどが食物でできています。
スルメや昆布などの海産物の場合もありますし、大豆や黒ごまなどの穀物の場合も!なかなかおもしろいぐらいにアレンジされているので、山車も近くで見て楽しみたいものですね。
お祭りの初日にこの山車が神社を出発します。
山車を担いでいるのはみんなおそろいの半纏を着て化粧を施した若者たちになり、赤い下駄を履いてチョウヤレ・チョウヤレと掛け声をかけながら街中を歩きます。
チョウヤレは左義長を神社に奉納しますという意味があるのだとか。一度八幡宮に戻り左義長山車コンクールの結果が発表されます。
翌日の日曜日には朝から町内を歩き回り、午後には左義長同士のぶつかり合いが行われ、順番に奉火されていきます。
午後8時に5基の左義長に一斉に奉火されその後順番に、山車に向けて奉火されていきます。
燃え盛る左義長は夜空を焦がしていきその姿はとれも美しいものです。
昼間だけでなく夜のクライマックスまで楽しめるお祭りになりますので、近江左義長祭りに訪れるのであれば2日間どちらも楽しめるようにするのをおすすめします。
夜でも暖かい時期になりますので、ちょうどいい気候の中のんびりとお祭りを楽しめます。
奉火の火にあたると1年は健康で過ごせると言われていますので、1年間の健康を祈って近江左義長まつりに參加するようにしてくださいね。
近江八幡左義長まつり2023はお土産も見逃せない!
近江八幡左義長まつりでは、ここでしか購入できない限定のお土産品もあります。
今年もまつり中だけに発売されますので、せっかく近江まで訪れたのであれば一緒に楽しみたいものです。
1. 竹羊羹
左義長まつりの名物とも言われる竹羊羹は、青丈に黒糖風味の水ようかんを流し込んだものになります。
優しい甘さとほのかな青竹の香りがマッチしていて、どこか懐かしい気持ちになる羊羹です。見た目はとてもシンプルなものながら、素材にこだわりぬいて作られたのを実感できる、近江八幡左義長まつりの名物です。
近江八幡左義長名物 竹羊羹
たねや も地域の名物を赤字覚悟で毎年作ってくれるいい企業だわd(^_^o) pic.twitter.com/vVUuUohQEH— ユキオ (@theaceae3) 2014年3月18日
2. あたまはり
左義長まつりで昔売られていた飴になり、すべて1つ1つ職人さんによる手作りで作られています。
1袋7本入りになりどの飴も微妙に見た目が違うのもなんだかかわいらしいですし、昔懐かしい味わいが癖になります。
まりのような丸みのある形をしており、お土産にも喜ばれること間違いなしです。
近江左義長まつり2023は屋台も一緒に楽しもう!
お祭りといえばやっぱり屋台ですよね。
近江左義長まつりには境内を中心にたくさんの屋台や出店が並んでいます。
お祭りを眺めながら屋台で美味しいグルメを堪能できます。
屋台は常に混雑していますが、山車が出ていった後の時間なら比較的空いているのでのんびりと楽しめます。
例えば土曜日は午後の15:00前後、日曜日は11:00~夕方ぐらいの時間です。
地元ならではの海鮮グルメもたくさんあるので、どんな屋台が並ぶのか考えるだけでもわくわくしてきますね。
まとめ
さて今回は近江左義長まつり2023についてご紹介してきました。
近江八幡左義長まつりは、日本の春の三大祭の1つとも言われており、近江を代表する年中行事です。
見どころもたくさんありますので土日のどっちも訪れて楽しんでみてくださいね!
屋台も一緒に楽しむのがおすすめです!
それでは最後までご覧いただきありがとうございます。